ガラス再資源化商品｜ガラス再資源化協議会(GRCJ)

ガラス再資源化商品

国や地方公共団体などが調達する物品を、環境への悪影響が少なく、持続可能な社会づくりに結びつけようと定められたのが、 2001年4月から施行された、「環境物品などの調達の推進等に関する法律」（グリーン購入法）です。この法律の推進によって、いま公共に関わる需要構造の次元から、物品の流れが大きく転換されようとしています。中でも特に重点的に調達すべき物品として、「14分野101品目」が定められ、これについてはできる限り基準を満たすものを選ぶという方針が掲げられています。ガラス再資源化タイルは、公共工事分野の資材において、タイルの分類でこの特定調達品目に指定されています。

特定調達商品の判断基準

品目分類	品目名	品目名
タイル	陶磁器質タイル	【判断の基準】陶磁器質タイルで、原料に再生材料（個表の左側に掲げるものを原料として、同表の右側に掲げる前処理方法に従って処理されたもの等）を用い、焼成しているものであること。再生材料利用率は原材料の重量比で20％以上（複数の材料を使用している場合は、それらの材料の合計）使用されていること。ただし、再生材料は通常利用している同一工場からの廃材は除くものとする。【配慮事項】施工時及び使用時に雨水等による重金属など有害物質の溶出が少ないこと。資材等からの溶出方法や有害物質の溶出に係る基準等、当該品目に係る安全性の評価の考え方について、可及的速やかに検討・とりまとめの上、判断の基準に追加することとする。

個表

再生材料の原料となるものの分類区分	前処理方法
採石および窯業廃土無機珪砂（キラ）鉄鋼スラグ非鉄スラグ鋳物砂陶磁器屑石炭灰廃プラスチック建材廃材（汚泥を除く）廃ゴム廃ガラス製紙スラッジアルミスラッジ磨き砂汚泥石材屑	前処理によらず対象
都市ごみ消却灰	溶融スラグ化
下水道汚泥	焼却灰化又は融解スラグ化
上水道汚泥湖沼等の汚泥	前処理によらず対象